あきれた悪徳探偵たち
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今日もあなたのそばに悪徳探偵
水と安全はただという神話が崩れた現代の日本において、日々我々の生活は犯罪者に狙われています。
今回はそのうち「悪徳探偵」に照準をあわせてその暗躍ぶりをご紹介したいと思います。
ちなみに悪徳探偵関連のトラブルに相談してくる相談者のうち七割から八割が女性であることが大きな特徴です。
・調査依頼を探偵に依頼し、調査費用を支払ったがその後なんの連絡もない。(論外です。ただの詐欺ですね。)
・浮気調査を依頼したら、料金を支払わないとすべてを対象者に話すと脅された。(恐喝です)
・探査の相談をしたらヌード写真を撮りたいと口説かれた。(!?)
・契約内容と違う調査を行われ抗議をしたところ、都合が悪くなると暴力団の影をちらつかされた(うちのけつ持ちは○○さんですよ)
・自分の近所の評判を調査しようと探偵に依頼したら、調査がバレその後村八分(これは悪徳というより無能探偵か)
・盗聴器の調査を依頼したら、盗聴器を依頼人の目を盗んで取り付けそれを発見!(遺跡を自分で埋めてそれを発見して神の手と呼ばれていた考古学者さんみたいですね)
・旦那が妻の浮気調査を依頼したところ、財産をむしり取られた。その額八千万。(八千万円って!悪徳探偵怖すぎ)
もう笑うしかない悪徳探偵の所業
探偵事務所で各都道府県の消費者センターに相談を寄せる職業のうち一位は「主婦」です。
これは現代の探偵業でもっとも人気のある調査が浮気調査であることが関係していると思います。
※それにしても正規の料金でも一般的に高額となる浮気調査費用を旦那に内緒で用意できるその家計の掌握ぶりもちょっと怖いと思うのはわたしだけでしょうか?
・「絶対に見つけます!」「どんな手段を使ってもあなたの大事な人を発見します」と広告にあったが、見つけれない。(広告をうつだけの簡単なお仕事です。)
・浮気調査を依頼した探偵から報告書を受け取ったがその内容が自分が探偵に説明した情報だけ。(がんばってまとめました。)
・失踪猫の捜索を依頼したところ、ポスターを貼って、罠を仕掛けただけで2日で15万円。猫は見つからず。(いい商売ですね)
・夫の浮気調査を依頼したところ、浮気の証拠を掴んだとの報告。女性とラブホテルに入っていく瞬間を抑えた証拠写真を見るとそこには知らない男性が。(浮気現場はおさえました。これは悪徳探偵というよりドジ探偵か。)
・結婚相手の家族の情報調査を依頼したところ、相手方父死去とのこと。生きてます。(どんな精度の調査?)
国民生活センターに相談を
悪徳探偵に関する相談は「契約書関連」と「犯罪関係」に大きく分けることが可能だと思います。
契約書関連は契約が書面の形で行われなかったり、調査方法や金額の記載があいまいだったりする事例でこれが高額の調査費用請求につながります。
これらは探偵業の業務の適正化に関する法律違反の可能性があります。
犯罪関係はそのまま刑法や民法などに違反している事例です。
たとえば依頼者を脅したり、騙したりする例です。こういった事例に遭遇したらまずは国に報告、相談をしましょう。
その受付窓口としては各都道府県の国民生活センター(消費者センター)や消費者庁、各都道府県警察や警視庁などに加え法テラスなどがあります。
被害者のなかで多くの方が主婦ということで様々な制約があるでしょうけど、ここで悪徳探偵のいうがままに金銭を払ってしまうと、その金を活動資金に悪徳探偵はさらなる活動にでてしまうはずです。
泣き寝入りはせずに毅然と対応しましょう。
・見積もり相談無料と興信所ホームページに書いてあったので、相談を受けたら高額の料金を請求された。支払いを拒んだら脅された。(こういう事例を見るともう探偵なんかに相談するのはよそうと思ってしまいますね。)
あなたのためになる探偵に出会えるように、色々探してみて下さい。